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CATEGORY:サムシングエルス
2007年07月06日 (Fri)
いちばん最初の更新が、ジャンル外ですいません。
何故だか、「ハルヒ」の古泉くんとみくるちゃんのお話です。笑
すごく短いです。
実は、私はこの作品自体詳しく知らないのですが(アニメ自体みたことない)
これ(http://www.nicovideo.jp/watch/sm497288)にやられました。
(リンク貼っていいのかな?映像作品として素晴らしすぎます!)
本家の作品を知らないくせに、他人様の二次創作にはまって、そのカップリングをすきになる、
というのは私にはよくあることで・・・笑
(しかも、二次創作で満足して本編を見ようとしないから性質が悪い)
本家を知らないから(よめ)、そんな大々的に活動をすることはありませんが、
どうしても書きたくなっちゃったので許してください。
色々間違いがあったらごめんなさい。
二次創作の二次創作だから三次?四次?・・・まあええや。
もっと古みくふえますよーに!
「また、何か困ったことがあれば、真っ先に連絡をください」
そう言って、差し出された手も、こちらに向けられた笑顔も、いつも通りで彼の心を読むことなんて出来ない。
困ったことがあるからといって、真っ先に彼に頼る必要は無いのだ。
他にも連絡のつく人、助けてくれる人はいるから。
それでも、誰を差し置いても彼に一番最初に連絡をしたことに、他意が無いと言えば、きっとそれは嘘になる。
だけど、確認したくなかった、認識したくなかった、
その気持ちだけは。
だってそれは禁則事項で、
でもそれ以上に、そんなことになってしまったら、
この先どう生きていけばいいか判らない。
みんなにどんな顔をすれば良いのか、彼に、どう向き合えばいいのか。
「ほら、行きましょう?」
固まって、動けなかった手を彼は掴む。
強引に、でも優しく、私をまるで正解の道へ導くように。
暖かくて大きい手のひらに、どきどきする心は嘘をつけるわけがなくて、
嬉しくて、苦しくて、嬉しくて、苦しくて、
めいっぱいに飽和してしまった感情に体はついていけなくて思わず涙を流した。
「そ、んなこと・・・・言わないでください。そんなこと、しないでください」
彼の手のひらから逃げ出そうとしたけれど、大きな手はそれを許さない。
一度だけ、ぎゅっと強く握り締めて、また優しくなる手。
それがまた、嬉しくて、苦しくて、
「恋に、落ちてしまいます・・・」
じっとできなくて、飛び出した感情が言葉になってしまう。
相変わらず涙はぐちょぐちょで、私、自分の泣き顔嫌いなのにと思っても、
止めることが出来なかった。
「・・・誰が?」
「!・・・わ、わたしが・・・・」
泣き顔を見せまいと顔を伏せているから彼の表情は見えないけど、
きっといつもの優しい笑顔なんだと思う。
表情のよめない、ほんとうの心がわからない。
わたしはこんなにも、感情が爆発して、ぐちゃぐちゃなのに。
「まだ落ちてなかったんですか?」
ぼくは、もうとっくに・・・と呟いた小さな声も聞き逃さなかった。
驚いて思わず泣き顔のまま顔をあげてみたら、
優しいけれど、ちょっとだけいたずらっぽく笑う彼の顔が見えた。
「さあ、行きましょう?」
大きな手が私を導く。
強引に、でも、優しく。
その道が正しいかなんて判らないけれど、彼は歩き出す。
私も、彼に導かれて歩く。
ふたり、並んで。
「ど、どうして私が古泉くんをすきだって言うことを、古泉くんに教えられるんですかあ・・・」
彼は、あははと笑って
私はまだ、嫌いな泣き顔を止められそうにない。
そう言って、差し出された手も、こちらに向けられた笑顔も、いつも通りで彼の心を読むことなんて出来ない。
困ったことがあるからといって、真っ先に彼に頼る必要は無いのだ。
他にも連絡のつく人、助けてくれる人はいるから。
それでも、誰を差し置いても彼に一番最初に連絡をしたことに、他意が無いと言えば、きっとそれは嘘になる。
だけど、確認したくなかった、認識したくなかった、
その気持ちだけは。
だってそれは禁則事項で、
でもそれ以上に、そんなことになってしまったら、
この先どう生きていけばいいか判らない。
みんなにどんな顔をすれば良いのか、彼に、どう向き合えばいいのか。
「ほら、行きましょう?」
固まって、動けなかった手を彼は掴む。
強引に、でも優しく、私をまるで正解の道へ導くように。
暖かくて大きい手のひらに、どきどきする心は嘘をつけるわけがなくて、
嬉しくて、苦しくて、嬉しくて、苦しくて、
めいっぱいに飽和してしまった感情に体はついていけなくて思わず涙を流した。
「そ、んなこと・・・・言わないでください。そんなこと、しないでください」
彼の手のひらから逃げ出そうとしたけれど、大きな手はそれを許さない。
一度だけ、ぎゅっと強く握り締めて、また優しくなる手。
それがまた、嬉しくて、苦しくて、
「恋に、落ちてしまいます・・・」
じっとできなくて、飛び出した感情が言葉になってしまう。
相変わらず涙はぐちょぐちょで、私、自分の泣き顔嫌いなのにと思っても、
止めることが出来なかった。
「・・・誰が?」
「!・・・わ、わたしが・・・・」
泣き顔を見せまいと顔を伏せているから彼の表情は見えないけど、
きっといつもの優しい笑顔なんだと思う。
表情のよめない、ほんとうの心がわからない。
わたしはこんなにも、感情が爆発して、ぐちゃぐちゃなのに。
「まだ落ちてなかったんですか?」
ぼくは、もうとっくに・・・と呟いた小さな声も聞き逃さなかった。
驚いて思わず泣き顔のまま顔をあげてみたら、
優しいけれど、ちょっとだけいたずらっぽく笑う彼の顔が見えた。
「さあ、行きましょう?」
大きな手が私を導く。
強引に、でも、優しく。
その道が正しいかなんて判らないけれど、彼は歩き出す。
私も、彼に導かれて歩く。
ふたり、並んで。
「ど、どうして私が古泉くんをすきだって言うことを、古泉くんに教えられるんですかあ・・・」
彼は、あははと笑って
私はまだ、嫌いな泣き顔を止められそうにない。
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